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【ゲット・アウト】タイトルに込められた本当の意味とは?不気味すぎる登場人物たち【あらすじ&評価】

ゲット・アウト

<画像引用元:映画.com

ゲット・アウト(出て行け!)

 

映画が大好きです。もじやま(@mojiyamacinema)です。

今回は『ゲット・アウト』をレビューしていきます。

いきなりお金の話で申し訳ないのですが、この映画の凄さで一番わかりやすいのは低予算に反して高い売り上げを得たところ。

数字でいうと制作費が約450万ドル、それに対して約2億5000万ドルの興行収入(制作費の約55倍)というとんでもない利益率を叩き出したのです。

ちなみにこれは本作同様に2017年に公開された作品の中でトップの利益率とのこと。

もちろんこれは内容への評価に基づいた結果であり、脚本および監督を務めたジョーダン・ピールは2018年にアカデミー脚本賞を受賞しています。

世間から明確に評価を受けている本作はとある黒人の青年が白人の彼女に誘われ、彼女の実家で親戚たちのパーティーに参加するも、なんだか様子がおかしい・・・というもの。

主人公クリスは黒人差別が頭にちらつき、なんとなく疑いや違和感を抱きながら過ごすことになるのですが、住民たちのなんとも言えない不気味さがすごい。

一体クリスは何に巻き込まれてしまったのか?

今回は劇中で彼が感じる不気味さを皆さんにもお伝えできればと思います。

 

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黒人差別を風刺した内容と思いきやそれどころじゃないことが待っている

不気味な使用人たちが作品を引き立てる

最後まで観ればタイトルの本当の意味がわかるはず

『ゲット・アウト』の監督・キャスト

[上映時間:103分]

監督/ジョーダン・ピール

脚本/ジョーダン・ピール

製作/ジェイソン・ブラム 他

キャスト

クリス・ワシントン/ダニエル・カルーヤ

ローズ・アーミテージ/アリソン・ウィリアムズ

ディーン・アーミテージ(ローズの父)/ブラッドリー・ウィットフォード

ミッシー・アーミテージ(ローズの母)/キャサリン・キーナー

あらすじ

ニューヨークで写真家として活動している黒人のクリス(ダニエル・カルーヤ)は、週末に恋人の白人女性ローズ(アリソン・ウィリアムズ)の実家に招かれる。歓待を受けるが、黒人の使用人がいることに違和感を覚え、さらに庭を走り去る管理人や窓に映った自分を凝視する家政婦に驚かされる。翌日、パーティーに出席した彼は白人ばかりの中で一人の黒人を見つける。古風な格好をした彼を撮影すると、相手は鼻血を出しながら、すさまじい勢いでクリスに詰め寄り……。

シネマトゥデイより引用

『ゲット・アウト』を観た感想

タイトルやパッケージを見た時は、黒人の主人公が差別によりさまざまな嫌がらせを受け、それがだんだんとエスカレートしていく、というものかなと思いました。

ところが実際に観てみたら予想をはるかに上回るオチがやってきて驚きました。

みなさんが想像する10倍はえげつない真相が待っています。

しかし最後の最後まで不穏な雰囲気が続き、確実に裏に何かあると思わせつつもうまいこと明かされないのが一層恐怖を煽ってきてよかったです。

主人公クリスは黒人である自分が白人ばかりのパーティーに参加することに相当不安をもつところから始まるのですが、それどころの騒ぎじゃありませんでした。

ネタバレしない程度にご紹介します。

黒人差別を心配するクリス

ゲット・アウト<画像引用元:映画.com

ニューヨークで写真家として活躍する黒人の主人公クリス。

彼には白人の彼女ローズがいて、ある日彼女から実家で両親に紹介したいと誘いがあります。

クリスは黒人の自分が受け入れてもらえるかかなり不安だったものの、ローズに背中を押され、勇気を出して彼女の実家に行くことに。

白人だらけのパーティーでのアウェー感

クリスの不安に反してローズの両親からは歓迎され、その後親戚たちが集まるパーティーにも参加します。

ローズの両親に会って話すだけでも相当勇気を振り絞ったクリスにとってはかなりの試練になりそうです。

当然、白人だらけの中に自分1人だけが黒人、という状況にどうしても落ち着かないクリスでしたが、そこでもう1人黒人の青年がいるのを見かけます。

運良く見つけた”仲間”に話しかけてみたが・・・?

わらにもすがる思いだったクリスは、自分以外にもパーティーに参加していた黒人の青年に話しかけてみましたが、なんだか様子がおかしい。

クリスと同じくらいの歳に見える彼はやけに古臭いファッションをしているし、妙に丁寧な話し方をしています。

何か変だなと思いつつも、写真家であるクリスは彼の自然な姿を収めようとこっそりスマホのカメラで撮影します。

そのフラッシュが光った途端、写真を撮られた彼は鼻血を垂らしながらすごい形相でクリスに掴みかかります。

ここから出て行け!」と。

なんかおかしい気がするけど何なのかはわからず

クリスは当然、こっそり写真を撮ったことに怒っているのだと思ったわけですが、どうもそれだけにしてはキレすぎじゃないかと。

観ている側からしても、なんかこれ普通じゃないよな?と違和感を抱きつつも何なのかはわからず。

ここまでクリスはローズの両親に歓迎され、親戚の集まるパーティーにまで参加させてもらい、彼の不安が杞憂に終わりそうな感じだったのに、ここで一気に不穏な空気が流れ始めます。

その瞬間からクリスを歓迎していたローズの両親、彼らの笑顔、話していた一言一言も思い返すとなんだか怪しいと感じてしまうんですよ。

観ているこちらも完全にクリスの感じる違和感や不安とリンクする感じがしました。

 

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ローズの実家で働く不気味な使用人たち

ゲット・アウト<画像引用元:映画.com

なんともいえない違和感を抱えながら過ごすクリスですが、それからさらなる違和感に襲われます。

ローズの実家はかなり広く、そこには使用人もいるのですが、彼らはみな黒人。

ローズの父はクリスが白人の住む家に黒人の使用人がいることにどうしても差別的イメージを抱いてしまうであろうことを認めつつも、そういった意図はないことを説明します。

とはいえ気になっていたクリス。その使用人たちの様子がまた不気味で、クリスにさらなる違和感を抱かせることに。

真夜中に全力疾走する男が怖すぎ

クリスが夜眠れずに外の空気を吸おうと玄関から少し出たところで、体格のいい黒人の男が全力疾走してきて驚きます(観ているこっちも驚きます)。

想像してみてください。

真夜中に木々の向こうから物言わぬ大男が突然全力でダッシュしてきたらめちゃくちゃ怖くないですか?

僕はこのシーンが本作で一番怖かったです。

そしてこの男、この家の使用人の1人で、翌日の朝には恐る恐る声をかけたクリスに丁寧に応対します。

でも昨夜のことを切り出してもそれについては何も言いません。

(いったい何なんだよ・・・)

ただランニングをしていただけならそれまでですが、あまりにも不気味すぎます。

不気味な笑みを浮かべるメイド

もう1人、同じくこの家の使用人で不気味な姿を見せてくれる存在が黒人女性のメイドです。

彼女は家の中の給仕などを行なっているわけですが、クリスは白人の家で使用人として働くことに違和感はないのか気になり、彼女に問いかけます。

すると静かに涙を流しながら笑みを浮かべて、少ししてから「いいえ」と答えます。

その様子が狂気の塊で、とっても不気味。

何を考えているのかわからないし、感情をコントロールできていない感じですね。質問をしたクリスも思わずどん引き。

 

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「ゲット・アウト(出て行け!)」の本当の意味に震える

ゲット・アウト<画像引用元:映画.com

タイトルの「ゲット・アウト」ですが、これには複数の意味が含まれています。

これは本作を最後まで観ればわかるのですが、重大なネタバレになってしまうので詳細は伏せておきます。

僕もはじめに本作を観始めたときに思っていましたが、構図としては黒人差別の話っぽくて、黒人はここから出て行け!ってことかな?

と思わせておいて実は違います(それもありますが、本質はそれ以外にある感じです)。

正直、人によっては突拍子もないと感じるかもしれないですが、それくらいの驚きが待っていると思って観てもらえれば。

 

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みんなの評価

他サイトでの評価は以下のとおり。

Filmarks/星3.8

Yahoo!映画/星3.71

映画.com/星3.7

はっきりしない恐怖や緊張を常に感じるつくりで、最後まで楽しめた人が多いようです。

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まとめ

ここまでをまとめると、

黒人差別を風刺した内容と思いきやそれどころじゃないことが待っている

不気味な使用人たちが作品を引き立てる

最後まで観ればタイトルの本当の意味がわかるはず

いかがだったでしょうか。

本作は本当に人間って怖いな、と思わせるような極上の狂気を見せてくれます。

序盤は優しい家族にもてなされていると思いきや、ちょっと違和感が出てくるとそこからはもうずっと不穏な空気を出しっぱなしです。

ぜひ最後まで観て、タイトルに込められた意味を確かめてください。

それでは!

 

 

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