おすすめ映画

【月に囚われた男】ひとりぼっちの月面でクローンの出現がもたらす結末とは【あらすじ&感想】

月に囚われた男

<画像引用元:映画.com

月面で孤独に暮らす男

 

映画が大好きです。もじやま(@mojiyamacinema)です。

今回は『月に囚われた男』をレビューしていきます。

本作は低予算、短期間でつくられたインディーズ映画で、元々はDVD等の販売のみの予定でした。

しかし、その後思いがけず高い評価を得て劇場公開することとなったという確かな実力をもった作品になります。

内容のほうは、月面でひとり孤独に仕事をする男がある日自分と瓜二つな人物に出会い、その謎に迫るというもの。

SFとクローンというテーマは縁の深い関係ですが、本作の特徴は登場人物がごく少数ということ

その地味さが謎めいたストーリーにマッチしていると言えます。

 

———————————————————–
本ページの情報は2021年3月時点のものです。
最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
———————————————————–

『月に囚われた男』の監督・キャスト

監督/ダンカン・ジョーンズ

<キャスト>

サム・ベル/サム・ロックウェル

ガーティ/ケヴィン・スペイシー(声の出演)

あらすじ

サム(サム・ロックウェル)は地球で必要なエネルギー源を採掘するため、3年間の契約で月にたった一人で滞在する仕事に就く。地球との直接通信は許されず、話し相手は1台の人工知能コンピュータ(ケヴィン・スペイシー)だけの環境だったが、任務終了まで2週間を残すある日、サムは自分と同じ顔をした人間に遭遇する。

シネマトゥデイより引用

『月に囚われた男』を観た感想

本作は月面で孤独に仕事をする男の前に自分のクローンが現れる話。

監督はダンカン・ジョーンズ、かのデヴィッド・ボウイの息子だそうです。

かなりの低予算かつ短期間で製作された本作ですが、思わぬ高評価を受け、当初予定していなかった劇場公開まで行いました。

低予算での製作ゆえ、正直少し古臭さを感じる部分もありますが、むしろそのレトロ感がいいと思えるくらい完成された作品です。

特に主演のサム・ロックウェルの演技力が素晴らしいです。

変化の少ないシーンでも引き込まれるのは彼の演技があってこそ。

ほぼ彼の一人芝居である本作はかなり実力を試されるものだったのではないでしょうか。

サム・ロックウェルの1人2役、クローンとの演じ分けに注目

月に囚われた男<画像引用元:映画.com

本作の登場人物は主人公サム、もう1人のサム、ロボットのガーティ(人じゃないですが)だけ。

主人公と同じ名前のサム・ロックウェルはサムのオリジナルとクローンを1人2役で演じています。

クローンなんだから1人2役っていうほどのことじゃないだろう、と思うかもしれませんが、そんなことはありません。

この2人は少し性格が違っていて、オリジナルは粗暴で無鉄砲、クローンの方は冷静で落ち着いています。

なのでそれぞれ演じ分ける必要があるのですが、サム・ロックウェルはそれを見事にこなしています

2人のサムは服装などを抜きにしても明らかに違う人物だとわかるくらい、それぞれの特徴を捉えた演技をしていて、俳優の実力が感じられる作品になっています。

相棒のロボットガーティのデザイン

月に囚われた男<画像引用元:映画巡礼

サムをサポートする役割のロボット、ガーティ

サムの仕事に関するサポートだけではなく、食事や散髪など身の回りのことも助けてくれます。

そしてしっかり会話もできるので、サムの孤独を紛らわすいい話し相手でもあるのです。

まさに一家に一台欲しい感じの性能ですが、難点もあります。

ガーティはその多機能のせいかかなり大掛かりな構造で、天井に張り巡らされたレールから吊り下げられた形で移動します。

最近のSF映画でははるか未来の設定で、ヒト型の2足歩行ロボットだったり、モニターに顔を映して表情が変化したりとスマートなものばかり。

ふつうの人間とまったく区別がつかないくらい精巧なものも多いです。

エクス・マキナ
【エクス・マキナ】限りなく人間に近づいたAIがとる行動は【あらすじ&感想】<画像引用元:映画「エクス・マキナ」公式サイト> 人間とAIの境目 映画が大好きです。もじやま(@mojiyamacin...

ガーティを家に置くのは厳しそうですが、映画としてはこのやたら大掛かりでまったくスマートじゃない感じ、この古臭さがいい味を出しています。

ちなみにガーティの感情表現はモニターに表示する絵文字で、🙂☹️😢といった具合に表示されます。

この不自由ながらも頑張って感情表現しようとする感じがかわいらしいです。

クローンの出現がもたらす結末は

月に囚われた男<画像引用元:映画.com

月面での孤独な仕事もあと2週間と迫っていたサム。

そんな折、自分と全く同じ顔の男が現れます。

その男もサムと名乗り、同じように驚いている様子。

他にいるのはロボットのガーティだけ。この閉鎖的で孤立した月面基地でいったい何が起こっているのか、というのがストーリーの本筋。

今まで順調に仕事を進めていたサムの目の前になぜこのタイミングで自分のクローンが現れたのか。

サムははじめは反発しあっていた自分のクローンとも次第に協力するようになり、少ない手がかりを追い始めます。

隠された真実が少しずつ解き明かされる中、どんな結末が待っているのか必見です。

デヴィッド・ボウイの息子初監督作品

監督のダンカン・ジョーンズはデヴィッド・ボウイの息子として知られ、本作は彼の初監督作品になります。

500万ドルという低予算かつ撮影期間33日での製作。月面シーンはCGではなく模型で表現しました。

そしてサンダンス映画祭の評価を得て、元々予定していなかった劇場公開に変更

ジョーンズ監督は本作を手がける前にCM製作に携わっており、今回の模型を使った表現についてはその際に培われたノウハウがあったそうです。

本作でしっかり実力が認められ、決して親の七光りなんかではないということを示しました。

みんなの評価

他サイトでの評価は以下のとおり。

Filmarks/星3.7

Yahoo!映画/星3.88

映画.com/星3.6

まずまずの評価を得ています。元々ソフトのみで劇場公開する予定はなかったインディーズ映画がここまで評価を受けているのはすごいですね。

VOD比較
【主要VOD4社比較】映画やドラマの視聴におすすめ!動画配信サービスの選び方5つのポイント映画が大好きです。 もじやま(@mojiyamacinema)です。 普段映画を観るときはディスクを買うことも多いのですが、観た...

まとめ

ここまでをまとめると、

オリジナルとクローンの演じ分けに注目

頼れるロボットのガーティがかわいい

デヴィッド・ボウイの息子が初監督、実力が示された作品

いかがだったでしょうか。

低予算、短期間での製作ということでかなりコンパクトにまとまった内容で、気軽に観られる作品だと思います。

このような条件下での製作だからこそ、綿密なストーリーや俳優の演技力が試されるわけですが、世間からも確かな評価を受けている作品です。

SF映画が好きな人もそうでない人にもぜひ一度観ていただきたいです。

それでは!

 

———————————————————–
本ページの情報は2021年3月時点のものです。
最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
———————————————————–

ABOUT ME
もじやま
もじやま
映画が大好きで、持っている映画ディスクが150枚を超えました。 おすすめ映画のレビューや解説を専門用語なしでお届けしています(毎週水・土19:00更新)。 ツイッターではブログの更新をお知らせしたり、毎日1本観た映画のあらすじとレビューをつぶやいています。 ぜひフォローお願いします!
【主要VOD4社比較】実際に使ってみてわかったこと
VOD視聴方法

映画やドラマの視聴におすすめな主要VOD4社の特徴をまとめて比較しました。

VODを利用してみたいけど、どれが自分に合うのかわからないという方はぜひチェックしてみてください。

 

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です