解説&考察

【プリデスティネーション】時系列に並べて図で解説!ロバートソンの正体とは?

〈引用元〉ムービープラス

鶏が先か卵が先か

 

映画が大好きです。もじやま(@mojiyamacinema)です。

今回は「プリデスティネーション」を離乳食のごとく噛み砕いて解説しつつ、残された謎について考察したいと思います。

まずは僕なりに内容を整理してみました。それをみなさんと共有するところから始めたいと思います。

では参ります。

この記事はネタバレを含みます。まだ観ていない方はこちら↓
【プリデスティネーション】時空を超えたミッション、エージェントの秘密【ネタバレなし】<引用元>映画の時間 頭こんがらがってきた 映画が大好きです。もじやま(@mojiyamacinema)です。 今...

 

U-NEXTでプリデスティネーションを観る

----------------------------------------------------------- 
本ページの情報は2021年3月時点のものです。 
最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。 
-----------------------------------------------------------

ロバートソンもまたジョン自身

“終点”とはフィズルボマーかロバートソンかの分岐点

結末は自分の意思で変えられる

赤ん坊〜フィズルボマーをまとめて整理!

まずは複雑な内容を整理してみましょう。

ジェーン(ジョン)の一生を以下の図にまとめてみました。

ジョンについては、顔に火傷を負う前をジョンA、火傷を負った後をジョンBとしています。

出来るだけ細かいところは省略しながら図解したつもりなんですが、それでも複雑ですね、、笑

でも、ひとまずこの図1枚さえ見れば全体を把握できるかと思います。

登場する人物がだれもかれも自分自身という、ある意味究極の一人芝居である本作。

この点がストーリーを複雑にしている一番の要因に思います。

そして、そこが本作の面白いところでもあります。

 

U-NEXTでプリデスティネーションを観る

----------------------------------------------------------- 
本ページの情報は2021年3月時点のものです。 
最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。 
-----------------------------------------------------------

ラストについて、ジョンのその後を考察

終盤、フィズルボマーが爆発事故を起こすはずの時点へタイムジャンプするジョン。

そしてフィズルボマー本人と対峙し、彼が自分自身であることを知る。

自分は絶対にそうはならないと誓いながらフィズルボマーを射殺。

一番最後は何やら意味深な顔つきのジョンがアップで映し出されて終わります。

このラストはどんな意味を持つのでしょうか?

最後、フィズルボマーを射殺した後、ジョンは未だ動作しているタイムマシンを眺めながら頭を抱えて鋭い目つきをしています。

ここから推測できるのは、ジョンはタイムマシンを使って何かしらの行動を起こそうと考えている、ということです。

そしておそらくそれは、直前にフィズルボマーと会話して得たアイデアです。

局に縛られることなく行動すれば、より多くの人々を救える、と。

それからジョンはフィズルボマーほど過激ではない活動によって、その先に起こる惨事を食い止めます。

そのまま続けばよかったものの、次第に活動が過激なものになっていきます。

長年その活動を続けるうちにジョンはかつて持っていた感覚が麻痺して、結局凶悪な爆弾まであるフィズルボマーとなるのです。

 

U-NEXTでプリデスティネーションを観る

----------------------------------------------------------- 
本ページの情報は2021年3月時点のものです。 
最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。 
-----------------------------------------------------------

もう一つの可能性、ロバートソンの正体について

ここまでジョンの行動、フィズルボマーへの変化について考えてきました。

実はもう一つの可能性が考えられます。

重要になるのがロバートソンの正体です。

彼の容姿(髪型、ひげ)は顔に火傷を負った以降のジョンによく似ていると感じませんでしょうか。

そこからロバートソンもまた、ジョンと同一人物なのではないか、という仮説を考えました。

先に結論を言うと、ロバートソンはジョンがフィズルボマーとならなかった未来の姿なのです。これを先ほどの図に追加して、再度示しておきます。

容姿が似ている、と言うだけでは根拠が弱いと思いますが、この考えに至った理由はほかにもあります。

それはロバートソンの行動、言葉に隠れています。

ロバートソンからの最後の司令

終盤、”終点”へと向かおうとするジョンに声を掛けるロバートソン。

「爆破の危機が迫ったニューヨークで隠居しようなんて本気か?」

この時、ジョンはなんだか驚いたような、不思議そうな反応をしています。

これはジョンが元からそうするつもりだったわけではなく、ロバートソンの指令だったからではないでしょうか。

ジョンは同時にロバートソンから受け取った手がかりもあって、その時点へ行けばフィズルボマーを捕らえられるのだと察し、ロバートソンの言葉に従ったのでしょう。

 

U-NEXTでプリデスティネーションを観る

----------------------------------------------------------- 
本ページの情報は2021年3月時点のものです。 
最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。 
-----------------------------------------------------------

フィズルボマーの手がかりはどうやって集めた?

ロバートソンがジョンに渡した、時限装置に関連する手がかりについて。

どの時代で時限装置を注文したのか、どうやって特定したのでしょうか?

1975年3月にニューヨークで爆破事故が起きることはわかっていましたが、別の時代で時限装置などを用意し、フィズルボマーが突然タイムジャンプしてきて、事故を起こすこともできますからね。

そう考えると、ジョンが回収した時限装置一つで、どの店で、何年の何月に注文したのかまで特定するのは非常に困難なはずです。

ロバートソンはさらに、フィズルボマーの行動パターン(午後1時にコインランドリー)も知っていました。

なぜ彼はここまで詳細な情報を手にしていたのでしょうか?

ロバートソンのかつての記憶

はじめにロバートソンとジョンの容姿が似ている、という話をしましたが、僕がロバートソンもまたジョン自身だと考える一番の理由はこの”時限装置に関する手がかり”にあります。

ロバートソンがフィズルボマーに関する手がかりをここまで詳細に手にしていた理由。

それは、ロバートソンがジョン自身だからではないでしょうか。

かつて自身がロバートソンから受け取った手がかり、それと同じものを自分がロバートソンとなってジョンに伝えているのです。

これも一つのタイムパラドックスと言えるかもしれません。

一番はじめのロバートソンは手がかりをどうやって入手したのか。

一番はじめのジェーン(ジョン)がどうやって誕生したのかを考えるのと同様、“鶏が先か卵が先か”という命題に似た、タイムトラベルが生んだ矛盾ですね。

ロバートソンの目的とは

ロバートソンはふらっと現れてはジェーン、あるいはジョンを見守っていました。

彼の目的はなんなのでしょうか?

ここまでお話しした通り、彼が未来のジョンの姿だとすると、おそらくは新たなジェーン(ジョン)を生み出すこと(未来にタネをまく)が目的だと考えます。

そのループを途絶えさせないことで、ジェーン(ジョン)の未来の姿であるロバートソン自身の存在が保たれます。

ただこのループを止めればフィズルボマーも生まれないことになるのでは?とも思うので、自己犠牲とともにループを止める手もあったかもしれません。

ジョンがフィズルボマーにならない道とは

“終点”という表現が度々登場します。

全ては終点につながっている、と。

僕はジョンがフィズルボマーになるか、ロバートソンになるかの分岐点、あるいはそれぞれになった時が終点なのだと解釈しています。

ジョンは生涯を通して複数の人物に姿を変えてきました。フィズルボマーかロバートソンになるのが最後の変化となります。

ではジョンがフィズルボマーとならずに、ロバートソンとなるためにはどうしたらいいのでしょうか?

ジョンはエージェントなってから、未来の自分が残した音声テープを頼りに行動していました。

しかし、終点(フィズルボマーかロバートソンになる分岐点)にたどり着いてからはその描写は出てきません。あったのはロバートソンにもらった手がかりだけです。

作中、宿命からは逃れられない、という言葉がありますが、終点にたどり着くまでは必ず同じ道を辿るのかもしれません。

しかし、終点から先は決まった道ではなく、この行動をしたからフィズルボマーになる、ロバートソンになる、というものがないのだと思います。

つまり、最後はジョン自身の意思にかかっており、宿命は変えられるということです。

VOD比較
【主要VOD4社比較】映画やドラマの視聴におすすめ!動画配信サービスの選び方5つのポイント映画が大好きです。 もじやま(@mojiyamacinema)です。 普段映画を観るときはディスクを買うことも多いのですが、観た...

さいごに

ここまでをまとめると、

ロバートソンもまたジョン自身

“終点”とはフィズルボマーかロバートソンかの分岐点

結末は自分の意思で変えられる

今回の考察はかなりボリュームが出てしまい、苦戦しました。

その分、考えるほどに楽しくなってきて、この作品がどれだけ濃厚なストーリーをしてるのか理解が深まった気がします。

僕が勝手に空回りしているだけかもしれませんけどね!

でもやっぱりこうやって作品の考察をするのは楽しいです、特に本作は自分なりに考えてみると2粒も3粒もおいしい作品になっていると思います。

ぜひもう1度、いやもう2度でも3度でも観てください。

それでは!

 

U-NEXTでプリデスティネーションを観る

----------------------------------------------------------- 
本ページの情報は2021年3月時点のものです。 
最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。 
-----------------------------------------------------------
ABOUT ME
もじやま
もじやま
映画が大好きで、持っている映画ディスクが150枚を超えました。 おすすめ映画のレビューや解説を専門用語なしでお届けしています(毎週水・土19:00更新)。 ツイッターではブログの更新をお知らせしたり、毎日1本観た映画のあらすじとレビューをつぶやいています。 ぜひフォローお願いします!
【主要VOD4社比較】実際に使ってみてわかったこと
VOD視聴方法

映画やドラマの視聴におすすめな主要VOD4社の特徴をまとめて比較しました。

VODを利用してみたいけど、どれが自分に合うのかわからないという方はぜひチェックしてみてください。

 

POSTED COMMENT

  1. アバター 匿名希望 より:

    ぶっちゃけジョンが過去に留まってれば一番幸せだよねw

    あとロバートソンは自分ではなく神に置き換えられると思う。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です