<画像引用元:映画.com>
表は会計士、裏は暗殺者
映画が大好きです。もじやま(@mojiyamacinema)です。
今回は『ザ・コンサルタント』をレビューしていきます。
普段は会計士、裏の顔は凄腕の暗殺者の男がとある企業で起きた不正な会計処理を突き止めたことから、その黒幕が仕掛ける殺し屋集団に立ち向かうお話。
感情の起伏が少ない冷静沈着な主人公をベン・アフレックが見事に演じています。
敵の見せる一瞬の隙を捉えるあまりにも正確な狙撃は必見。
詳しくご紹介します。
———————————————————–
本ページの情報は2021年3月時点のものです。
最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
———————————————————–
高機能自閉症の会計士の裏の顔は凄腕の暗殺者
感情が表に出にくい主人公にベン・アフレックはぴったり
正確すぎる狙撃で一瞬の隙も見逃さない
もくじ
『ザ・コンサルタント』の監督・キャスト
[上映時間:128分]
監督/ギャビン・オコナー
脚本/ビル・デュビューク
製作/ギャビン・オコナー 他
クリスチャン/ベン・アフレック
デイナ/アナ・ケンドリック
キング/J・K・シモンズ
メリーベス/シンシア・アダイ=ロビンソン
ブラクストン/ジョン・バーンサル
フランシス/ジェフリー・タンバー
あらすじ
小さな町で会計士として働くクリスチャン(ベン・アフレック)のもとに、ある日大手企業からの財務調査のオファーが寄せられる。調査を進めるうちに彼は重大な不正を発見するが依頼は突然取り下げられ、それ以来クリスチャンは身の危険を感じるようになる。実は、彼は闇の社会の会計士として各国の危険人物の裏帳簿を握るすご腕の暗殺者だった。
シネマトゥデイより引用
『ザ・コンサルタント』を観た感想
何かと神経質で感情があまり表に出ない男が強烈な戦闘スキルで次々と敵をなぎ倒す。
こういう仕事人っぽい感じのクールアクション、大好きです。
しかも演じているベン・アフレックは無表情の演技がぴったりなので、違和感なく観られました。
高機能自閉症の会計士が実は凄腕の暗殺者だった

主人公のクリスチャンは普段は会計士。
しかし、実は裏社会にも通じている闇の会計士、さらには凄腕の暗殺者というのが主要な設定。
本作では彼の幼少期の回想が度々出てきたり、自宅で1人過ごす様子なんかもよく出てきます。
クリスチャンという男について、かなり事細かに見せてくれるのですが、彼の大きな特徴として高機能自閉症であるということがあります。
高機能自閉症は、知的能力や言語能力などに問題はないものの、人とうまくコミュニケーションがとれなかったり、特定のものへの興味が異様に強くなる症状のようです。
———————————————————–
本ページの情報は2021年3月時点のものです。
最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
———————————————————–
感情が表に出にくいベン・アフレックのハマり役

高機能自閉症であるクリスチャンは会計士としての仕事だけでなく、自宅で過ごしている間でさえ何かとこだわりが強く、神経質な面があります。
さらに人とのコミュニケーションが苦手、ということであまり感情を表に出さないのですが、演じているベン・アフレックはこれをしっかり演じきっていました。
ベン・アフレックは良くも悪くも感情が表に出にくい俳優と言われているようですが、本作においては確実にそれがいい方向に転んだと言えます。
会計士としても、暗殺者としても常に冷静沈着、すべてを計算し尽くした仕事人という感じがにじみ出ていました。
だからこそ、次第に顔を出す微妙な感情の変化もわざとらしくなく表現されていました。
———————————————————–
本ページの情報は2021年3月時点のものです。
最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
———————————————————–
少しの隙も見逃さない、まるで機械のように正確な狙撃

ベン・アフレックの好演も然り、同じくらいよかったのはアクション面。
アクションのほうもまた、主人公クリスチャンの性格が反映されたようなものになっています。
クリスチャンは幼少期から元軍人の父より戦闘術を厳しく叩き込まれたという設定。
ベン・アフレックの肉体が映える近接格闘も見応えがあるのですが、より特徴的に感じたのは銃撃のほう。
窓から外の様子を見ようとほんの少し顔を覗かせた敵をすぐさま貫く正確で素早い狙撃。
こりゃ裏社会でも余裕で生きていけますわ・・・そう思わせてくれるような貫禄です。
敵に少しの油断も許さないほどに突き詰められた狙撃シーンはいかにもクリスチャンらしい感じ。
———————————————————–
本ページの情報は2021年3月時点のものです。
最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
———————————————————–
最後の最後まで伏線回収が続く、作り込まれたストーリー

本作はアクション一辺倒ではなく、割とストーリーも詰まっています。
クリスチャン以外の人物の視点も多く取り入れながら、しっかりと作中の出来事の背景を見せてくれます。
それゆえ、人物たちの行動に確かな理由づけがあるので安っぽくなく進行していきます。
また、終盤まで伏線回収が続き、アクションの魅力だけでなく、ストーリーのほうも引き込まれるものがあります。
みんなの評価
他サイトでの評価は以下のとおり。
Filmarks/星3.7
Yahoo!映画/星3.90
映画.com/星3.7

まとめ
ここまでをまとめると、
高機能自閉症の会計士の裏の顔は凄腕の暗殺者
感情が表に出にくい主人公にベン・アフレックはぴったり
正確すぎる狙撃で一瞬の隙も見逃さない
いかがだったでしょうか。
感情があまり出ない自閉症の会計士で裏の顔は暗殺者という、設定が特盛の人物をベン・アフレックはしっかり演じてくれました。
あまりに最強すぎる狙撃シーンが見応え抜群です。
それでは!
———————————————————–
本ページの情報は2021年3月時点のものです。
最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
———————————————————–


映画やドラマの視聴におすすめな主要VOD4社の特徴をまとめて比較しました。
VODを利用してみたいけど、どれが自分に合うのかわからないという方はぜひチェックしてみてください。